甘党の心を撃ち抜く!
常総の銘菓「いしげだんご」は、手土産にも自分ご褒美にもぴったりだった件
地元・常総市の和菓子店「ゆたかや」さんが手がける名物「いしげだんご」。
見た目からして圧巻!
「これ、おいしいから食べてみて」と差し出された一箱
ある日、会社の方からふいに渡されたのが、この「いしげだんご」。
「常総市にあるお店のなんだけど、昔から地元で人気なんだよ」とのこと。
手のひらに乗るほどの、飾らないパッケージ。
でもそこには、どこか安心感と温かさがありました。
蓋を開けてみると、思わず「おお…!」と声が漏れるほどの迫力。
この“ぎゅうぎゅう感”がたまらない。餡こそ主役、そんな気概を感じます。
餡の海に沈むお団子。もはや芸術作品
透明の蓋を開けた瞬間に広がる、小豆の香ばしい香り。
隙間なく餡で覆われたお団子たち。
もう…餅が全く見えない(笑)
これほどまでに「あんこが主役です!」と宣言する団子、なかなかお目にかかれません。
餡は、しっかりと炊かれたつぶしあん。
ぽってりとした質感と、まるで手の温もりがそのまま伝わってくるような仕上がりが印象的です。
見てください、このもちもち感!口に入れると、期待以上のやわらかさに感動。
ひとくちで、心がふわっとゆるむ優しさ
いざ、ひと口。
まず驚いたのが、あんこの甘さ加減。
まったりと濃厚なのに、決してくどくない。
小豆の風味を大切にしているからか、甘さが自然に感じられます。
そして、隠れていたお団子が…予想以上に柔らかい!
ふんわり、もちもち、でも芯はしっかり。
あんこと一緒に噛み締めたときの口当たりが絶妙で、
気づいたらもうひとつ、もうひとつ…と手が伸びていました。
昔懐かしい風景が描かれた包装紙。
味だけじゃない、心まで包み込む和の魅力。
包装紙にも宿る、地元の記憶
外装の紙袋には、山と茅葺き屋根の古民家が描かれていて、まるで時間がゆっくりと流れているような雰囲気。
それだけで「このお菓子、ただ者じゃないな…」と確信できるほどの物語を感じさせます。
「ゆたかや」さんは、地元常総市で長年愛され続けている和菓子店。
地元の方々が口を揃えて「懐かしくて美味しい」と語るのも納得の味でした。
素朴で飾らないのに、心に残る味
今回いただいた「いしげだんご」は、見た目こそ派手ではないけれど、食べた後にじんわりと幸せが残るお菓子。
気取らず、まっすぐで、優しい。
まるで誰かの手作りごはんを食べたような安心感がありました。
もし常総市に立ち寄る機会があったら、ぜひ「ゆたかや」さんへ足を運んでみてください。
甘党の方はもちろん、普段あんこをあまり食べない方でも、きっとこのお団子には心が動かされるはずです。
コメント